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システムのオープン化に向けてまず行ったのが、EDI統合パッケージの選定である。それにあたって同社が掲げた主要な要件は3点。まず、「多様な荷主の要求する通信プロトコルやデータフォーマットに対応できること」、次に「交換データのマッピング処理が容易であること」、そして3つ目が「関連ジョブの自動起動などの連携が行えること」である。様々な製品を綿密に比較検討した結果、同社が最終的に選択したのが「EDIAI Server」だった。
「選定の決め手となったのが、永続的なサポートが期待できること。例えば海外の製品などでは、安定したサポートが将来にわたって継続的に保証されるかどうか不安な面もあります。さらにNEC情報システムズがEDI領域で豊富かつ大規模な案件の実績を持っていることに加え、多彩なハードウェアを取り揃えるNEC、さらにこの分野で高いSI力を持つNECシステムテクノロジーなど、NECグループの総合力にも大きな安心を感じました」と平野氏は選定の理由を明かす。
新システムの構築には2008年5月から着手。先に述べた通販会社との取り決めにより、同年10月のサービス開始が目指された。「5カ月間という非常に短期での構築だったのですが、NECグループの手厚いサポートもあり、先方の要求通りの期日でAS2とXMLをベースとしたEDIシステムの開始にこぎつけることができました」と川口氏は評価する。もちろん、信頼性や性能の面でも厳しい要求を十分に満たすことができたという。現在、この通販会社のほか、システム構築後に新たに取引が開始された荷主を加えた、計2社との間の連携がEDIAI Server上で実現されている。

(2009年5月15日現在)