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2004年2月16日
NEC情報システムズ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:坪田 和人)はこのたび、大規模なLSI設計業務において大きな問題となっているLSI-PKGの設計リードタイムを大幅に短縮する「GENISSNX PKG-Estimator(ジェニス エヌエックス パッケージ エスティメータ)」を新たに商品化し、NEC情報システムズのソリューションメニューである「SpiralMax(スパイラル マックス)」に追加して、本日より販売を開始致します。
「GENISSNX PKG- Estimator」は自動配線技術を核として、シリコンチップのパッド(*2)とLSI-PKGピンの間の接続を全て行うために必要なLSI-PKGの層数を高速かつ高精度で算出する世界初(*3)のツールです。また、層数見積もりを行う際に生成したLSI-PKG上の配線パターンを設計データとして利用することが可能です。
これまでシリコンチップ内のレイアウト設計制約と、LSIを搭載する装置のボード(プリント基板)のレイアウト設計制約の狭間で、多くの時間を必要としたLSI-PKGの層見積もり/パターン設計のリードタイムを大幅に短縮致します。計算速度は独自の自動配線アルゴリズムによる高速なエンジンを用いることにより、従来比で約1/50(*4)を実現しています。また各種のユニークな機能を活用することで、LSIの企画からシリコンチップレイアウト設計、LS-PKG設計、ボード設計など広範な業務をトータルに効率化することが可能となります。
主な特長は以下の通りであります 。
シリコンチップとLSI-PKGピン間で最適な接続関係(ネット)を自動生成でき、全ての信号をシリコンチップから引き出すために必要なLSI-PKGの配線層数を、高速かつ正確に自動計算します。これにより、層数に依存するLSI-PKGのコスト見積り精度が格段に向上します。
LSIを搭載する装置側からのピンアサイン要求、シリコンチップ内レイアウトの制限によるパッドへの信号アサイン要求、クリティカルな信号特性のためのLSI-PKG上での配線制約などにより繰り返されるイテレーション作業を大幅に軽減しております。
また、LSI-PKGの層数を見積もる際に、実際の設計基準に沿って配線経路を計算するため、層数見積もりを行う際に生成した配線パターンをそのまま設計データとして使用することが可能です。
最上層での引き出しパターン生成機能、電源・GND(グラウンド)ヴィア(*6) 統合処理などの高度な自動処理の搭載により、人手設計とほぼ同等の詳細な処理を実現しております。
push & shove(*7)など高度な自動配線アルゴリズムにより、最終的な配線パターンまで短時間で生成が可能です。
LSI-PKG見積りシステム「GENISSNX PKG-Estimator」の販売価格は1500万円からとなっており、今後1年間で、20ライセンスの販売を見込んでおります。
また、2004年度以降、海外市場へ向けての販売も計画しております。
近年、LSIの設計がますます大規模化・高度化・複雑化しております。一方で、LSIを搭載する製品開発側からは、特にシステムLSIの設計・開発に対する短期・低コスト開発が要求されてます。LSI設計においては、LSI-PKGの重要度が急速に高まっており、こうした市場ニーズの高まりを受けてNEC情報システムズでは「GENISSNX PKG-Estimator」を提供することと致しました。
プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。